根の部分抜歯

抜歯 comments(0) - ここ歯科 森院長
おはようございます、
ここ歯科の森です。

今週は抜歯や分割抜歯が多い週でした。

大きい奥歯の歯肉が腫れてなかなか良くならないときは、炎症の原因となっている歯の根の悪い部分だけを抜歯する場合があります。下の奥歯だと2つの根のどちらか1つを分割して抜くヘミセクション、上の奥歯だと3つの根のうち1つを分割して抜くトライセクションという処置を行います。炎症を引き起こす根さえ取り除いてしまえば、他の根は生き残りその歯は問題なく使えるようになります。
これは根の治療の中ではよく行われる極めて普通の治療法です。

それぞれの歯の根が1つにまとまっているようなものなど歯の根の形態によっては、部分抜歯が無理な場合もあります。
一度根は治療をしたがまた腫れてきたという時などは、再治療でスッキリ治る可能性が低いことが考えられるので、このような分割抜歯を積極的に行うことも治療計画に入れていきます。

なかなか良くならない根の炎症は、治療期間ばかり長くなることがありますので、ある程度のところで抜歯を考えるのが患者さんのためにも宜しいだろうと私は考えております。

どんなに手を尽くしても治らない根の炎症というのはやはりあるものなのです。
しかしながら患者さんにとっても、なかなか歯を抜く決断をするというのは難しいことです。

ただ、最終的に抜いてしまったあと、患者さんのほとんどが口にするのが、
抜いてスッキリした。
腫れも嫌な臭いも無くなって本当にすがすがしい。
もっと早くに抜いておけば良かった。

ということです。

歯科医から歯をあきらめてもらう事を提案することは、本当に心苦しい事なんですが、抜いた後は治療もスムーズに先に進みますし、患者さんも長い期間悩んだ病状から解放され喜んでもらえたときには、やって良かったなと実感いたします。



そのようなわけで、今日は部分抜歯についてのお話でした。
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