歯肉のトラブル

歯ぐき comments(0) - ここ歯科 森院長
おはようございます、

ここ歯科の森です。



今年は歯肉のトラブルでの受診が増えていますね。

歯肉が腫れたり、痛くてということでいらっしゃいます。

歯肉に触れると少し痛いという程度だと、歯石除去を含むクリーニングと噛み合わせの確認という感じです。
しかし、歯肉の腫れを放置した場合は、歯肉の接触痛がありますから、歯石除去もチクチク痛くなりやすいです。

いつも何か症状が出てからしか歯科を受診しないという人は、歯石除去が必ず痛いものだと思うようですが、そうではありません。

定期的に歯石除去に来る人の場合、歯肉の腫れはあまりありません。
ですから歯石除去時に器具が歯肉に触れてもチクチク痛くありませんし、ほとんどしみません。

気持ち良いという方が多いのが事実です。

しかし、歯肉を腫れてプヨプヨした状態にまでしてしまうと、歯肉が炎症を起こし歯から剥がれたような状態になるため、チクチク痛いししみるのです。

そこまでの状態にしてはいけないのです。


人それぞれではありますが、 やはり、3ヶ月から4ヶ月に1回はクリーニングするのが良いと思います。


歯肉の炎症を放置した場合はさらに大きく顔が腫れるようなトラブルも起こり得ます。

腫れる場合は歯肉の中の骨も破壊されて歯がグラグラしてきます。
さらに放置すると噛めなくなり抜くしかなくなります。

歯を守るためには、歯肉の中にある、歯を支える歯槽骨を守ることがとても大事なのです。

なくなった骨はほぼ元には戻りません。
今年の4月に骨を戻すのを助ける薬剤が保険適用になります。
約3万円の薬剤ですが、負担金1万円程度で使えるそうです。

しかしながら、その効果は重度歯周病では効果があまりなく、中等度歯周病に歯肉を切って汚れを除去するフラップ手術時に歯肉と骨の間に注入して使用しますが、ほんの2ミリから3ミリ骨が回復する程度だそうです。

費用対効果としては、判断は人により別れるところだと思いますが、約17年前から外国から輸入して使われるようになったエムドゲインという薬は、同じような効果でしたが保険適用されず自費で、薬と手術で約6万円以上だったことを考えるとかなり費用は安くなりました。
歯周病の救世主とまではいかない薬ではありますが、今後10年間はこの薬以上の効果のある薬の研究は現在されていないということです。


この薬の詳細についてはまたお知らせ致します。
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